急報は帯に短く襷に長い。
身も蓋もない言い方をするなら「ちょっと除去体制のある2マナ2/2瞬速」である。
「前回はアンセムが設置されてる前提で話していた癖に今回はない想定なのか」とか思われるかも知れない。
しかし、トークンデッキも分類上はビートダウンだ。
攻めるにも守るにも、ほとんどの場合「展開→アンセムやソリン」の流れを取る事になる。
逆の順にするシチュエーションもあるかも知れないが、この順で行動するよう心掛けないと盤面が長くお留守になる事になる。
たまにせざるを得なくてやるけど「ハンデス→無形の美徳」とか「タップイン→苦花」とかやってると「その間に相手は手札のガイドや炎樹族を全部出してきて、もう残りライフは5だしブロッカーは1人か2人」とかの状況に押し込まれる事が全然あり得る。荒野の確保とか打てる終盤と違い序盤戦は忙しいのだ。
いま挙げたのはバーンやゴブリン、ブリッツだが、魚や人間はバイアルから沢山出てくるし、エルフも素で出てくる。
こうなった時、コンボデッキは強引なコンボ成立で逆転勝利の目だってあるかも知れない。
コントロールだって「トップが終末でした」とかがある、ミッドレンジやアグロだってなんかその…なんかあるかも知れない。
だが、昔「黒に奇跡はない」なんて言葉があったが、それと同じようなもので「白黒トークンに奇跡はない」。
今引きして逆転に繋がるカードがソリンとかぐらいしかないし、それだって劣勢過ぎる場合は逆転に繋がらない。
説明が長くなり過ぎたが、とにかく以上の理由から白黒トークンであろうとも序盤から盤面に触っていく必要はあるのだ(※1)。
※1:除去マシマシな構成にする事で「序盤から盤面に触る」形にしている人もいる。多分それも正しいのではないかと思う。
では何故僕がそうしないかと言うと「プッシュを握りしめながらホロウワンに腹筋ボコボコにされる」とか「流刑への道を握りしめながらタイタンシフトに顔パンされる」とか「苦渋の破棄を握りしめながら速槍にルガーランスされる」とか色々な経験から学んだからだ。
これらの経験から僕は「とりあえず打点や勢いでワーッと勝ちに行くハンデスビートみたいのが一番丸い」という大雑把な解答に現段階では辿り着いている。
とにかく、話を戻すと「急報は苦花が手札にでもない限りはだいたい最速で打つ」みたいになりがちである。
早く相手ライフを0にしたい際もそうだし、相手生物から自分を守りたい場合も、大体そうなる気はする。
しかし他のデッキの2ターン目のアクションを考えてみて欲しい、タルモゴイフやバラル(※2)、広がりゆく海や守護者サリアなんかが出てくるのだ。たまにゴリラ追放から月を置いてくる人もいるよね。
圧倒的に弱い。ちょっとこれは酷い。2ターン目に打つからには無形の美徳なんか場に出てない。
※2:冷静に考えてみたら、よほど自信マンマンでない限り2ターン目にバラルは置かないかも知れない。適当を言うものではない。
そこで他の2マナの採用を考えてみるのだが、浮かんで来るのは生物系カードばかり。
白黒トークンの強みの一つに「相手の単除去を腐らせる」という狙いもあるのに、2マナを生物多めにしてしまうとそこが瓦解してしまう。
では逆にトークン生成呪文で考えていくと「急報、町民の結集、霊気装置の展示、秘密の備蓄品」とかレベルしかない。
ええと、要するに…「弱いけど何枚かは使う他ない」のだ。テフェリーと神ジェイスのどっち使うか迷ってるようなデッキさえ居るような、この時代の中の中で。
そこで僕は真剣に迷いまくった末に「弱者の力線」とかいう怪しげな秘密兵器に辿り着いた。これで多少は急報も強くなる。
しかも弱者の力線はモダンでほぼ使う人などいないので奇襲効果も高く、また、このカードのお陰で弱かった「軍団の上陸」がようやくモダン級のパワーになったり等の副次的効果もあった。
ここらもいつか触れるかも知れない。閑話休題。
それはそうと、このカードは初出時はトークンが珍しいやつなのだ。
画像2を見て欲しい、これが急報が印刷された時代の……ん、これオンスロートのカードだったのか!!
Forge(※3)のせいで勘違いしていた。。
やっぱこういう日記を書いてみるものだ、毎回勉強になる事がある。
※3:アメリカの有志だかが作った同人フリーゲーである。無料だしバグも少ないよ。
お相手はtwelve01100でお送りしました。
身も蓋もない言い方をするなら「ちょっと除去体制のある2マナ2/2瞬速」である。
「前回はアンセムが設置されてる前提で話していた癖に今回はない想定なのか」とか思われるかも知れない。
しかし、トークンデッキも分類上はビートダウンだ。
攻めるにも守るにも、ほとんどの場合「展開→アンセムやソリン」の流れを取る事になる。
逆の順にするシチュエーションもあるかも知れないが、この順で行動するよう心掛けないと盤面が長くお留守になる事になる。
たまにせざるを得なくてやるけど「ハンデス→無形の美徳」とか「タップイン→苦花」とかやってると「その間に相手は手札のガイドや炎樹族を全部出してきて、もう残りライフは5だしブロッカーは1人か2人」とかの状況に押し込まれる事が全然あり得る。荒野の確保とか打てる終盤と違い序盤戦は忙しいのだ。
いま挙げたのはバーンやゴブリン、ブリッツだが、魚や人間はバイアルから沢山出てくるし、エルフも素で出てくる。
こうなった時、コンボデッキは強引なコンボ成立で逆転勝利の目だってあるかも知れない。
コントロールだって「トップが終末でした」とかがある、ミッドレンジやアグロだってなんかその…なんかあるかも知れない。
だが、昔「黒に奇跡はない」なんて言葉があったが、それと同じようなもので「白黒トークンに奇跡はない」。
今引きして逆転に繋がるカードがソリンとかぐらいしかないし、それだって劣勢過ぎる場合は逆転に繋がらない。
説明が長くなり過ぎたが、とにかく以上の理由から白黒トークンであろうとも序盤から盤面に触っていく必要はあるのだ(※1)。
※1:除去マシマシな構成にする事で「序盤から盤面に触る」形にしている人もいる。多分それも正しいのではないかと思う。
では何故僕がそうしないかと言うと「プッシュを握りしめながらホロウワンに腹筋ボコボコにされる」とか「流刑への道を握りしめながらタイタンシフトに顔パンされる」とか「苦渋の破棄を握りしめながら速槍にルガーランスされる」とか色々な経験から学んだからだ。
これらの経験から僕は「とりあえず打点や勢いでワーッと勝ちに行くハンデスビートみたいのが一番丸い」という大雑把な解答に現段階では辿り着いている。
とにかく、話を戻すと「急報は苦花が手札にでもない限りはだいたい最速で打つ」みたいになりがちである。
早く相手ライフを0にしたい際もそうだし、相手生物から自分を守りたい場合も、大体そうなる気はする。
しかし他のデッキの2ターン目のアクションを考えてみて欲しい、タルモゴイフやバラル(※2)、広がりゆく海や守護者サリアなんかが出てくるのだ。たまにゴリラ追放から月を置いてくる人もいるよね。
圧倒的に弱い。ちょっとこれは酷い。2ターン目に打つからには無形の美徳なんか場に出てない。
※2:冷静に考えてみたら、よほど自信マンマンでない限り2ターン目にバラルは置かないかも知れない。適当を言うものではない。
そこで他の2マナの採用を考えてみるのだが、浮かんで来るのは生物系カードばかり。
白黒トークンの強みの一つに「相手の単除去を腐らせる」という狙いもあるのに、2マナを生物多めにしてしまうとそこが瓦解してしまう。
では逆にトークン生成呪文で考えていくと「急報、町民の結集、霊気装置の展示、秘密の備蓄品」とかレベルしかない。
ええと、要するに…「弱いけど何枚かは使う他ない」のだ。テフェリーと神ジェイスのどっち使うか迷ってるようなデッキさえ居るような、この時代の中の中で。
そこで僕は真剣に迷いまくった末に「弱者の力線」とかいう怪しげな秘密兵器に辿り着いた。これで多少は急報も強くなる。
しかも弱者の力線はモダンでほぼ使う人などいないので奇襲効果も高く、また、このカードのお陰で弱かった「軍団の上陸」がようやくモダン級のパワーになったり等の副次的効果もあった。
ここらもいつか触れるかも知れない。閑話休題。
それはそうと、このカードは初出時はトークンが珍しいやつなのだ。
画像2を見て欲しい、これが急報が印刷された時代の……ん、これオンスロートのカードだったのか!!
Forge(※3)のせいで勘違いしていた。。
やっぱこういう日記を書いてみるものだ、毎回勉強になる事がある。
※3:アメリカの有志だかが作った同人フリーゲーである。無料だしバグも少ないよ。
お相手はtwelve01100でお送りしました。
コメント
なんか手札に二枚ない限りは除去を恐れて出さない気もしまして;