白黒トークン列伝【第十二話】骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
白黒トークン列伝【第十二話】骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
骸骨の吸血鬼は……なんだって、そんなの使われてるの見た事ないぞ!?


第12回の今夜は、せっかく僕ことtwelve01100の名前にもある数字である12番目の記事であるので、当初とは予定を変更してプレインズウォーカー・トゥエルヴのオリジンについて解説しようと思う(※1)。

※1:本当は管区の隊長についての薀蓄で記事が完成していたのだが、凍結した。



……やっぱり、そんなの書いても自己陶酔し過ぎなので書かない。

しかし、以下の記事には白黒トークンへのこだわりのオリジンは含まれているかも知れない。
僕と骸骨の吸血鬼の出会いについての話だ。


旧ラヴニカの時代。
親和と神河に挟まれmtgがオワコンに突入した時代は終わり、多次元宇宙は再び平和を取り戻しつつあった…

…というのは嘘だ。(とはいえオワコンではなくなりつつあったが)
ショップに行っても、そこでは梅澤の十手を装備した苗木が制圧の輝きを放ちながら全軍突撃を繰り返す黙示録の光景が広がっていた。
ゲンナリである、ビートダウンかロックかどっちかにしてくれよ。

という訳で僕はガチな遊び方はソッコー諦め「構築済みデッキをパックから出たカードで強化して友達と遊ぶ」という、健全な遊びに手を染めていた。
当時は若くお金が必要だったのだ。学生だったし。

その時選んだ構築済みデッキが「オルゾフ法典/Code of the Orzhov」である。
いま参考までにリストを見たが、本当にゆるゆるのカジュアルな内容で困惑している。

だが、対戦相手の同級生も同等くらいにゆるかったので結構良い勝負になった。
この時気に入ったのが骸骨の吸血鬼(※2)(※3)と鐘楼のスピリットだ。
憑依メカニズムも弱いけど好きだった。そのせいでハスクデッキが好きになりそうになったが、ハッキリ言って単除去でハスクが殺された時の失望が半端ないため、まぁ普通くらいだった。

※2:「あんなに強かったのになんでガチ勢は使ってなかったんだろう」とか思って調べてみたら、旧ラヴニカには最後の喘ぎが収録されていた。はい無理ー。加えて言うなら、当時のスタンには真髄の針もあった。何もそこまでなさらなくても…

※3:それはさておきマリリンマンソンのPVみたいな露骨な邪悪の化身めいた姿や、蝙蝠を操るという悪者チックな能力はとても好感が持てた。


時は流れ、モダマスにも骸骨の吸血鬼は収録された。
当時僕はストレージで彼を見つけ、試験的にデッキに投入した事がある。

僕「6マナを発生。…神を汚す翼の羽ばたきを、その目に焼き付けろ!骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire!!まずcipで蝙蝠トークン……」
対戦相手の方「cipに合わせて稲妻で除去して良いですか?^^」
僕「(再生を起動しなきゃ)あっ……」


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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