かつて、あの重々しき歌に送られた戦士たち。
故国を守る誇りを厚い装甲に包んだカード達の、ここは墓場。
いかな才能を持ち生を受けたとしても、いかに全力で物事にぶつかったとしても、いかに僥倖に恵まれたとしても、全ての者が英雄になれる訳ではない。
今回は、それぞれの理由からデッキに採用される事なく消えていった名もなき勇者達の物語を語っていく事にしよう。
【notice!】
何かしらの理由でデッキの75枚に採用されなかったカードの特集である。
これらはあくまで「僕には使いこなせなかったカード」であり、他の人が使えば問題なく強い可能性はある。
読者諸兄の中にそんなのがいるかはわからないが、白黒トークンを使う者の構築の一助になれば幸いである。
・エイヴンの思考検閲者
よく白黒トークンのサイドで見かけたが、僕には使いこなせなかった。
緑トロン戦とか、相手が揃える方がこっちが3マナ払うより早いじゃん。
スケシ相手ならそれでもとは思うが…
・マラキールの解放者、ドラーナ
絶対弱くはないのだが、調和者隊の聖騎士で十分だったりする。
・グルマグのアンコウ
白黒トークン最大の宿敵ウギンや仕組まれた爆薬への耐性がすごい反面、相手の手札で余っていたパス等の標的になりやすい。
また、ウギンが来たという事は次はカーンかウラモグが来るので、必ずしもは解決にならない。
とはいえ強いしメタによりけり。
ハンデスや単除去と相性が良いが、エンチャントやリンリンとの相性は劣悪。
・従者つきの騎士
ベナリア史やギデオンと合わせ騎士デッキが期待出来るかに見えるが、仮に騎士デッキでも回避能力の差でリンリンのが強そう…
3マナ域に模範の騎士とベナリア史がいるのもつらい。
・マルドゥの急襲指揮者
何故コストと疾駆コストが逆じゃないのか。もし3マナでダッシュ出来たら、全体除去とか色々なものへの解答になり得た。
・道の探求者
かなりデッキに噛み合っていて、コンスタントに回復をしてくれる。
ただ、押してる時しか回復してくれないチグハグさから採用には至らなかった。
機を見た援軍やソリンによる回復の方がだいたい丸い。
・発明の天使
コストが大き過ぎた。
別にガッカリするほど弱くはないし、絆魂がたまに仕事をする。
ただ、スロットがない。
・ボロスの精鋭
素のサイズがつらい。
ノーチャンスではないが…
・太陽の神、ヘリオッド
信心が集まらない
・荘厳な大天使
人々の願いを力に変換する能力や、場に出ただけで仕事をする早さ、及びニーソまでは良かったが、稲妻などで死ぬのがとにかく辛い。
打点も、考えてみれば無形の美徳とかの方が強いかも。
・徴税の大天使
この大天使は、全身が亡霊の牢獄そのものなのだ!
悪い能力ではないのでメタ次第だが、4マナ域は激戦地区だし打点が低いのは少しつらい。
状況によっては強い!でもトリシンか…
・血統の守り手
スタンダード当時からそうだったが「4マナ生物のタップ能力」というのがそもそも悠長。
しかも3点火力で死ぬ。プッシュもだ。
好きだから使いたいが活躍は難しいか…?
・血の芸術家、ズーラポートの殺し屋、ナントゥーコの鞘虫
現環境ではハスク戦略そのものが悠長過ぎる。
とはいえ、何か革新的なカードが登場すれば可能性あり。
・武器作り狂
スタンダード、モダンともに活躍を期待されていたが、本人のサイズの低さが足枷となり、あと一歩活躍には足らなかった。
ポテンシャルはあるので、アーティファクトシナジーや黄昏/払暁等を生かしたデッキが組めれば可能性あり。
・ハンウィアーの民兵隊長
4人も並んでるなら、たいていの場合特別な事はしなくても勝てる。
逆に、そこまでしても勝てないシチュエーションでは回避能力のない民兵隊長では状況を変えてはくれない事が多い。
また、デッキパワーの低さからしばしば劣勢スタートしがちな白黒トークンでは、劣勢時に弱いカードなのもつらい。
これも「黄昏/払暁がはいるデッキならワンチャン」勢。
・霊的な訪れ、反射起こし
年に1回「絶対使い方があるはずだ!」となる。
今のところ、使い方は見つかっていない。
・三つ揃いの霊魂
攻撃の手を止めてまでキャストすべきシチュエーションは少ない。
pauperなら強い。
・スラムの巧技
展開力だけならmtgの歴史の中でも類を見ない強さだが、同マナ域にギデオンとソリンがいるため、なかなか採用には至らない。
爆発力はあるが、返しに至高の評決を受けるとリソースが尽きて死ぬため、だいたいはpw安定。
pwと違い展開しか出来ないのが難しい。
・アクローマの記念碑
重すぎた。
・光輝王の昇天、空位の王座の印章
確かに別フォーマットでぶっちぎりに強いが、白黒トークンの感じではなかった。
しかもゲームスピードにあってないかも知れない。
・秘密の備蓄品
下ごしらえ無しで機能しないのは難しいように見えるし、だがフェッチや幽霊街切って生物出るのは強い気もするし。
スタンダードの時もそうだったが、とにかく人のターンに紛争しないのがつらい。
苦花より弱く見えるが、苦花より早く召喚酔いも解けるし可能性自体は感じられる。
・エレボスの指図
2体相打ちで合計4体倒せて偉い…けど、昨今ならば残骸の漂着で良い。1マナ軽いし。
せっかく5マナ払うなら、攻撃にも使えるヘリオッドの指図のが強いかも。
・名誉の記念像、信義の砂漠、静寂の神殿
一見して悪くないようにも見えたが、タップインはやはり無理だった。
とはいえ風立てや乱脈くらいの強さを見込めれば採用の可能性はある。
・ザルファーの虚空
無色土地を入れるスロットが現状確保出来ない。
仮に確保出来たとして「荒廃した湿原」が優先されるかと思われる。
・荒廃した湿原
起動の重さから考えて、だいたい大天使の霊堂でイナフ。
ただし裂け目の突破を出落ちさせる可能性が…いや、間に合わないですね。
お相手はtwelve01100でお送りしました。
故国を守る誇りを厚い装甲に包んだカード達の、ここは墓場。
いかな才能を持ち生を受けたとしても、いかに全力で物事にぶつかったとしても、いかに僥倖に恵まれたとしても、全ての者が英雄になれる訳ではない。
今回は、それぞれの理由からデッキに採用される事なく消えていった名もなき勇者達の物語を語っていく事にしよう。
【notice!】
何かしらの理由でデッキの75枚に採用されなかったカードの特集である。
これらはあくまで「僕には使いこなせなかったカード」であり、他の人が使えば問題なく強い可能性はある。
読者諸兄の中にそんなのがいるかはわからないが、白黒トークンを使う者の構築の一助になれば幸いである。
・エイヴンの思考検閲者
よく白黒トークンのサイドで見かけたが、僕には使いこなせなかった。
緑トロン戦とか、相手が揃える方がこっちが3マナ払うより早いじゃん。
スケシ相手ならそれでもとは思うが…
・マラキールの解放者、ドラーナ
絶対弱くはないのだが、調和者隊の聖騎士で十分だったりする。
・グルマグのアンコウ
白黒トークン最大の宿敵ウギンや仕組まれた爆薬への耐性がすごい反面、相手の手札で余っていたパス等の標的になりやすい。
また、ウギンが来たという事は次はカーンかウラモグが来るので、必ずしもは解決にならない。
とはいえ強いしメタによりけり。
ハンデスや単除去と相性が良いが、エンチャントやリンリンとの相性は劣悪。
・従者つきの騎士
ベナリア史やギデオンと合わせ騎士デッキが期待出来るかに見えるが、仮に騎士デッキでも回避能力の差でリンリンのが強そう…
3マナ域に模範の騎士とベナリア史がいるのもつらい。
・マルドゥの急襲指揮者
何故コストと疾駆コストが逆じゃないのか。もし3マナでダッシュ出来たら、全体除去とか色々なものへの解答になり得た。
・道の探求者
かなりデッキに噛み合っていて、コンスタントに回復をしてくれる。
ただ、押してる時しか回復してくれないチグハグさから採用には至らなかった。
機を見た援軍やソリンによる回復の方がだいたい丸い。
・発明の天使
コストが大き過ぎた。
別にガッカリするほど弱くはないし、絆魂がたまに仕事をする。
ただ、スロットがない。
・ボロスの精鋭
素のサイズがつらい。
ノーチャンスではないが…
・太陽の神、ヘリオッド
信心が集まらない
・荘厳な大天使
人々の願いを力に変換する能力や、場に出ただけで仕事をする早さ、及びニーソまでは良かったが、稲妻などで死ぬのがとにかく辛い。
打点も、考えてみれば無形の美徳とかの方が強いかも。
・徴税の大天使
この大天使は、全身が亡霊の牢獄そのものなのだ!
悪い能力ではないのでメタ次第だが、4マナ域は激戦地区だし打点が低いのは少しつらい。
状況によっては強い!でもトリシンか…
・血統の守り手
スタンダード当時からそうだったが「4マナ生物のタップ能力」というのがそもそも悠長。
しかも3点火力で死ぬ。プッシュもだ。
好きだから使いたいが活躍は難しいか…?
・血の芸術家、ズーラポートの殺し屋、ナントゥーコの鞘虫
現環境ではハスク戦略そのものが悠長過ぎる。
とはいえ、何か革新的なカードが登場すれば可能性あり。
・武器作り狂
スタンダード、モダンともに活躍を期待されていたが、本人のサイズの低さが足枷となり、あと一歩活躍には足らなかった。
ポテンシャルはあるので、アーティファクトシナジーや黄昏/払暁等を生かしたデッキが組めれば可能性あり。
・ハンウィアーの民兵隊長
4人も並んでるなら、たいていの場合特別な事はしなくても勝てる。
逆に、そこまでしても勝てないシチュエーションでは回避能力のない民兵隊長では状況を変えてはくれない事が多い。
また、デッキパワーの低さからしばしば劣勢スタートしがちな白黒トークンでは、劣勢時に弱いカードなのもつらい。
これも「黄昏/払暁がはいるデッキならワンチャン」勢。
・霊的な訪れ、反射起こし
年に1回「絶対使い方があるはずだ!」となる。
今のところ、使い方は見つかっていない。
・三つ揃いの霊魂
攻撃の手を止めてまでキャストすべきシチュエーションは少ない。
pauperなら強い。
・スラムの巧技
展開力だけならmtgの歴史の中でも類を見ない強さだが、同マナ域にギデオンとソリンがいるため、なかなか採用には至らない。
爆発力はあるが、返しに至高の評決を受けるとリソースが尽きて死ぬため、だいたいはpw安定。
pwと違い展開しか出来ないのが難しい。
・アクローマの記念碑
重すぎた。
・光輝王の昇天、空位の王座の印章
確かに別フォーマットでぶっちぎりに強いが、白黒トークンの感じではなかった。
しかもゲームスピードにあってないかも知れない。
・秘密の備蓄品
下ごしらえ無しで機能しないのは難しいように見えるし、だがフェッチや幽霊街切って生物出るのは強い気もするし。
スタンダードの時もそうだったが、とにかく人のターンに紛争しないのがつらい。
苦花より弱く見えるが、苦花より早く召喚酔いも解けるし可能性自体は感じられる。
・エレボスの指図
2体相打ちで合計4体倒せて偉い…けど、昨今ならば残骸の漂着で良い。1マナ軽いし。
せっかく5マナ払うなら、攻撃にも使えるヘリオッドの指図のが強いかも。
・名誉の記念像、信義の砂漠、静寂の神殿
一見して悪くないようにも見えたが、タップインはやはり無理だった。
とはいえ風立てや乱脈くらいの強さを見込めれば採用の可能性はある。
・ザルファーの虚空
無色土地を入れるスロットが現状確保出来ない。
仮に確保出来たとして「荒廃した湿原」が優先されるかと思われる。
・荒廃した湿原
起動の重さから考えて、だいたい大天使の霊堂でイナフ。
ただし裂け目の突破を出落ちさせる可能性が…いや、間に合わないですね。
お相手はtwelve01100でお送りしました。
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