白黒トークン列伝【第三十九話】神聖なる月光/Hallowed Moonlight
神聖なる月光は美しい。
要するにムーンライト伝説である。

ところで「ムーンライト」というクッキーがあるが、買うたびに一人で1箱食べてしまう。
基本的には僕はチョコクッキー派なのだが何故かあれは別格だ。


「神聖な光の下でリアニメイトや『場に出す』系効果、トークンの生成などの特殊召喚の一切は1ターン禁止される」というインスタント。
「月」とか「封印」という効果からするに、きっとアヴァシンの力による効果なのだろう。

モダンであろうと通用するカードは多く巣穴からの総出、カンパニー、召喚の調べ、異界の進化、御霊の復讐、裂け目の突破、リンリン、恐血鬼や炎跡のフェニックス、その他ドレッジの手先どもまで手広く封印する。強い!


実際は
巣穴をガードしようとする→ぶどう弾で射殺される
調べをガードしようとする→ビートダウンされたり、薄暮見などを使った今引きされたりする
中隊をガードしようとする→しかし相手の手札には暴走の先導が。
ならバイアルを阻止するか→1回しか防げない
ブリーチタイタン断固阻止→だが風景の変容を受ける
リンリン恐血鬼炎跡を追放→相手のデッキには他の軸のカードも色々ある


このように「じゃあ別路線から行きますね」となって死にがちだ。
実質やってる事は封じ込める僧侶や疑念の影のはずなのに、ちょっと彼らのようにはいかない。やるからにはこのカードでサポートしながら手早く勝ってしまうか、あるいは本格的♂にコントロールめいた立ち回りをする必要はありそうだ。

とはいえ白黒トークンは本当にフェアデッキ特有の「コスト踏み倒しの類による不条理攻撃に弱い」という弱点を持つので、間違いなくノーチャンではないはずだ。
上手く狙ったタイミングで相手のブリーチだのカンパニーを無力化出来れば、その勝負はイタダキになるかも知れない。やってる事自体はキャントリップの否認みたいな形になるし。


もちろんそのためにはインスタントのトークン生成手段やインスタントの除去などと合わせて採用した方が良いだろう。
「命中するかわからない対策カードを延々構えて、その結果別の軸から攻め込まれて死ぬ」なんていう、下手くそな青白コン使いのような挙動になってしまわないようにしたい。

こう考えても、やっぱ徹頭/徹尾って便利ですね。
晴れとか金魚で検索した感じでは「深夜の出没は飛んでてブロックされないから好き」という人もいるようだ。
僕は派手好きなので、断然荒野の確保だ。
急報も単品でのKPが怪しいものの新イラストの方は格好良いと感じる。



お相手はtwelve01100でお送りしました。

コメント

hanimaru
2018年8月6日18:55

ぜーんぶ 見せてもらいました。面白い!けど白黒トークンによく入るカードがけっこう抜けているような。。最後のデザートにとってあるのかな。
神聖なる月光、出た当初はモダンで使えそうということでそこそこ値段してましたね。結局ほとんど使われることが無かったのは残念。

twelve01100
2018年8月6日19:11

いつか記事内で説明しようかと思ってましたが…
「未練ある魂は強い!」とか「無形の美徳は必須!」とか、ちょっとググれば出て来る内容は他の人が書いてそうなんで、僕がいま書く必要はあるまいみたいに感じているのです…

twelve01100
2018年8月6日19:13

(続き)
むしろ「こんなのもあるぞ!」と発信する事により、参考になる情報もなく生きる事を余儀なくされている白黒トークン使いの人達の構築の一助になりたいのです。

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