白黒トークン列伝【第四十六話】過酷な命の糧/Harsh Sustenance
白黒トークン列伝【第四十六話】過酷な命の糧/Harsh Sustenance
白黒トークン列伝【第四十六話】過酷な命の糧/Harsh Sustenance
過酷な命の糧は美しい。


変容する荒野は、それを見つけ出す術を知るものには避難所を提供する。
このFT及びイラストから想像するに、要するにこういう事をしているんだろうか(画像2,3)。(※0)

※0:よく見たら、呪いパワーで力を吸ってるのか。砂嵐から身を守ってるのかとばかり…

かつては主にスタンダードの白黒戦士、もしくは白黒絡みの同盟者デッキで活躍した一枚。どちらのデッキもカジュアル止まりだったため、知名度は激しく低い。
一応pauperで白系トークンを組む人にとっては知る人ぞ知る一枚。
リミテでも強力だが、いまさら運命再編のリミテなんかやる人がFORGE民以外にいるとも思えないのでどうでも良い知識である。


さて、このカードはモダンの白黒トークンでは貴重な「メインから罠橋をブチ抜く手段」の一つである。
とはいえもっと安定するのが苦渋の破棄であり、それよりも全局面的に強いのがハンデスではある。しかしながら苦渋の破棄はライフが危ないし、ハンデスは今引きに弱い。
もしかすると、このカードは一考に値するのではないだろうか……?


果たして、このカードのドレイン期待値はいくらなのだろうか。

3ターン目に撃つのは威力が低すぎるため論外だとして、例えばゲームを決めたい5ターン目。
もしそれまでの流れが「ハンデス→苦花→リンリン→同盟者ギデオン」だった場合、5ターン目にリンリンのFBとギデオンの能力(+1か±0)起動後に発射する事で、実に9点のドレインを行う事が出来る!?なんだこれは……たまげたなあ。
スケープシフトの18ダメージに割り込んで一発逆転とかも出来るじゃん。正直もっと弱いと思っていた。

とはいえ、これは押している場合の話だ。
劣勢に立たされていて盤面に1人か2人しかいない場合、全然こんな風にはならない。劣勢時に効果を発揮しないとか何のためのライフゲインだと言うのか。
加えて言うなら、これを採用しすぎたがためにトークンの生成が不十分になってしまったりパンプアップ手段が不足したりしても、それはそれで間抜けである。
せいぜい1枚差しの隠し玉ってトコだろうか。
総じて言えるのは扱い辛いという事だが、スロットさえあれば1枚くらい入れておくと逆転劇の立役者になる…かも知れない。アグロ戦とかなんかで(※1)。

※1:一応「any target」表記なのでPWを出落ちさせたりも出来る。


ちなみに忌呪の金切り声/Foul-Tongue Shriekとかいう、こいつ以上に「勝ってる時だけ強い」系インスタントもある。
こっちもドレインであり、コモンであり、タルキールブロックだ。
きっと当時のwotcのマイブームだったのだろう。


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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