白黒トークン列伝【第六十二話】貪る光/Devouring Light
白黒トークン列伝【第六十二話】貪る光/Devouring Light
貪る光は美しい…けど、なんか名前が悪すぎはしないだろうか。

貪るって…今時ストロサスでも言わないと思う。


いわゆる「アタッカーを破壊」とか「アタッカーにn点のダメージ」とかの一族の一つで、召集能力を持った3マナダブルシンボルのカードだ。

召集はなんと色マナ部分も払って良いルールなので、結構トークンデッキでは0マナの除去になる事は多い。
ブロック成立後にブロッカーをタップして発射する事さえ出来る。

何がすごいって、土地しか立ってない状態から「急報(or徹頭)→ブロック成立→そいつらをタップして1マナでキャスト」とかいう不条理アクションが出来る。

攻撃を誘ってこれで追放出来たらサイコーにゴキゲンだ。
返しのターンに攻撃したり、徹頭でトークンを出してた場合は徹尾をキャストしたりも出来るだろう。


このテのスペルにしては珍しくブロッカーにも打つことが出来る。
第一メインにトークンやクリーチャーを召喚して、それらを召集コストに充てても良いかも知れない。

ちなみに警戒とも当然相性が良く、無形の美徳や黄金のたてがみのアジャニの-1とかともシナジーする。


このテのカードの基本として不利な盤面の時は性能が大きくダウンするが、それでも3マナ除去だ。最低限の仕事は果たす事だろう。
それよりも、戦闘してない生物を除去れない事の方がつらい事が多いかも知れない。
バラルとかが憎たらしく見える筈だ。


それにしてもこれはどういう呪文なのだろう。
「みんなのパワーで敵をバニッシュ!力を合わせろ邪悪をパニッシュ!」みたいなイラストをしている。
ビームを放っているのが術者だろうか、下でケチャをしている人たちが召集能力でコストを支払っていると推察される。

FTは「お前の影すら邪悪すぎて、我慢ならん。」
「なんて事を言うのだろう」とも少し思うが、それだけ邪悪なデーモンなのだろう。

最初の収録時のイラストも、アップで映ってこそいるが同じような状況なのだろう。
SFC時代のファイナルファンタジーをはじめとしたスクウェアゲーって、結構ボス敵がこういう死に方したよね。

FTは「その光に善が招かれ、その光で悪は消え去る。」
「みんなで街から暴力を追放しましょう」みたいなセレズニアイズムを感じる。
セレズニアもゲーム中では暴力大好きっ子だが。


さて、召集除去の便利さを色々書いたが、GRNでも召集持ちの忘却の輪が出ると聞く。
排斥を初めて見た時「強いかはわからないけど好きなデザインだ!」と思った。

今回は……ええと、まあ、好きでもないし嫌いでもない。
(しまった、オチがなくなってしまった)


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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