白黒トークン列伝【第六十四話】激戦の戦域/Contested War Zone
激戦の戦域は美しい。


知ってる人は知っている、親和のかつての必殺兵器である。
知らない人は、覚えてね(何

「敵の攻撃が通ると奪取されてしまう」とかいうハチャメチャなデメリットを持っているが、苦花や無形の美徳、インスタントによるトークン生成などに固く守られた白黒トークンならば、案外防衛は出来る。
仮に奪われても、飛行トークン等を使って奪還も容易だ。


スタンダード時代は「鍛えられた鋼」「ゴブナイト」等のスタンとは思えないくらい速いデッキを影から支えた存在であり、要するに横並びアグロのおともだちでもある。
当時は砕けたオパモから出てきた大量のゴブリンをフルスロットルにする役目などを担っていた。

激戦の戦域自体は無色土地であるので、単色や無色デッキだと最大の効果を発揮出来るのかも知れない。


とにかく「マナが出る土地」としての信頼性はかなり怪しい。
この事から、シェフェトの砂丘との間で採用を迷うようなら「どのくらい色マナが欲しいか」をベースに考えた方が良いかも知れない。
あるいは、ゴブリンデッキにおける軍勢の忠節者/Legion Loyalistみたいに「ソーサリーのようなもの」と割り切って運用するのもテだ。

基本的には「デメリットが気にならないくらい速いデッキ」か「きちんと守れるデッキ」、そして「横並びのデッキ」で使うカードである。
やっぱりトークンズじゃないか!(歓喜)


ただし、世の中には「勝ってる盤面に蓋をする」カードがあるように、このカードは「劣勢の盤面に蓋をしてくる」事がある。
不利に立たされた上に土地まで奪われるのだ。コワイ!


色々書いたが、いずれにしても爆発力はすごい。
僕の好んで使うシェフェトの砂丘が実質5マナ(4マナ+自らをタップ)、全体サイズアップを行う種類のPW連中も4マナ。
しかし、激戦の戦域は実質2マナ(1マナ+自らをタップ)である。
4ターン目に2ヶ起動出来る可能性さえある。

土地の枠こそ使うが、カテゴリーとしては無形の美徳や盲信的迫害の類と言っても差支えはないかも知れない。


ただし、無色土地をいくつも積む程の余裕は白黒トークンにはない。
恐らく幽霊街や廃墟の地のシリーズと、どっちを積むか迷う事にはなるだろう。

以上の事から、恐らく重いトークンデッキより速いトークンデッキでの採用が一番適していると思われる。



考察ばっかしていたら、今日は面白みのない中身になってしまった。
猛省である。


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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