白黒トークン列伝【第七十六話】ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
白黒トークン列伝【第七十六話】ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
白黒トークン列伝【第七十六話】ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet
ゲトの裏切り者、カリタスは美しい。


近頃、ヴァインなどの超高速デッキを殺すのに残骸の漂着/Settle the Wreckageを使っている。

高速アグロ全般を殺す役に立つし、そうでなくても生物で殴ってくるデッキ全てに通用する。
その丸さからメインボードに搭載するトークン者さえいるほどだ。

そして、同じような立ち位置にカリタスはいる。
回復と墓地追放、3/4という稲妻で死なない絶妙なサイズで速いデッキや墓地利用アグロと戦う。
こやつ、明らかにエルドラージに洗脳されてから多機能になっている(※1)。
「怠惰な人生は終わった。ここからは本気で働いてもらおうか。」とでも言った所か。

※1:ゲーム中での強さはさておき、5/5のサイズだった人が3/4になっているのだから多分パワーダウンもしているとは思う。


とはいえプッシュやパス、反射ハゲ等のありふれた除去で無力化されてしまう。
また、当然ながらサイズが4/4以上のやつには太刀打ち出来ない。
「2回もストーリーに出てきたやつは碌な目に遭わない」の法則である(※2)。

※2:ヴェンセやアヴァシン、キオーラやロートスなど枚挙に暇がない。ちなみにテフェリーは「3回以上ストーリーに登場する」という力技でこのジンクスを突破した。


これまでに何度か書いてきた「白黒トークン戦なら相手は単除去をサイドアウトしてくる」理論だけで語るならば、カリタスは「サイドから現れて回復したり恐血鬼をもぐもぐタイム」というのがベスト運用に感じる。


簡単に「残骸の漂着と同じ役割」と言ったが、『高速アグロを罰する』『追放を行う存在』と言っても、当然それぞれ一長一短である。

カリタスは「2マナサリア、かすめ取り、罪の収集者、呪文貫き、呪い捕らえ、強迫、否認」辺りの効果を受けない。
一方で激情のゴブリンでどかされたり、除去を受けたりする。
あと、相手が横並びしまくっててこっちにはカリタスしかいない場合は、さすがにそこから逆転は無理だろう(残骸はそこからでも一発逆転が可能だ)。
いつもこればっか書いているが、世間や近所のメタと相談して運用したい。

ちなみに呪文捕らえ/Spell Quellerはカリタスと残骸の漂着のどちらにもザマァする事が出来る。クソァ!


それはそうと、このOGWのゾンビは何の生物のゾンビなのか(画像2)。
ちょっとエヴァンゲリオン感があって個人的には好きだ。

加えて言うなら、あんまり白黒トークンではゾンビトークンを使う機会は少ないが僕はゾンビトークンなら(画像3)が好きだ。
なんかスカルマンとかみたいなダークヒーロー感を感じる。


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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