白黒トークン列伝【第八十一話】葬送の魔除け/Funeral Charm
葬送の魔除けは美しい。

僕はミラージュブロック大好きっ子なので、こういう訳のわからんイラストのカードが本当に好きだ。
ところで…


ttps://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/142144/show/
↑(リンク先、晴れのデッキリスト)

これマジ?デッキ分類に比べて内容がメガハンデス過ぎるだろ。


かつてマルドゥパイロマンサーを「バーンと白黒トークンと8Rackの良いトコ取り」と評した事があったが、ついにメガハンデスの白黒トークンが登場した。

ハンデス路線に舵を切った理由の一つに「近年のヴェリアナの優位性」がある気はする。
あの人、とにかく効かないデッキがないからね。


地域やメタで強さなんていくらでも変わるから、完全なコピーなどはしないだろうが、僕も丸さと強さからヴェリアナを近々メインに2-3枚足したいと考えている(※1)。
何しろ近頃結果を出したリストを追いかけていると、彼女と君主ソリンを何度も見かける羽目になるのだ。

今度、それぞれについて分析の記事を書きたいと考えている。
っていうか、君主ソリンについては「同盟者ギデオンでイナフ」とか評価して本当にごめんなさい。普通にお強いんですね。

※1:だが、僕はヴェリアナが買取13,000だった時に力(現金)の誘惑に耐えかねて3枚を売却している。
今月末に「禁煙3年達成ヤッター記念セルフお祝い予算」を使用して買い戻す予定だが、仮に9,000で買い戻したとして「4,000×3」で12,000の得だ!
…と言いたい所だが「安くなった」からには環境内での優位性が低下している可能性も想定され、これもうわかんねぇな。


……話を戻そう。

葬送の魔除けはハンデスデッキのありふれたパーツだが、よく使われる理由の一つに「インスタントハンデス」である事が挙げられる。

相手のハンドが0の状態で迎えた相手ターン。
そのドローステップ中に発射する事により、さながら相手の手番が1ターン飛ばされたかのような状態が発生する。

空の雲は、ちぎれ飛んだ事に気づかず。
消えた炎は、消えた瞬間を炎自身さえも認識しない。
この世には『結果』だけ残るのだ。


2モード目の「+2/-1」という中途半端な修正も、半端ゆえに出来る事の範囲が広い。
近頃では…誰だろう。とりあえずヤンパイは倒せるが…なんかタフ1生物を倒せる。
パワーが上がる能力も、盲信的迫害ほどではないが相手の計算を狂わせる一撃になる可能性はある。
「ハンデス以外として活用出来る」というだけで、1マナだし結構すごいっちゃーすごい。

沼渡りは…ええと、緑で言う所の「到達」みたいなものでしょう。
到達は防御的な能力だが、沼渡りは攻めの能力だ。もしかしてトドメの一撃になる日も稀にあるかも知れない。


まあ、本当に要らない時はヴェリアナでポイ出来る。
(さも「willの種になるから」みたいにメリットであるかのようなアピール)



お相手はtwelve01100でお送りしました。

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