白黒トークン列伝【第八十三話】深夜の出没/Midnight Haunting
白黒トークン列伝【第八十三話】深夜の出没/Midnight Haunting
白黒トークン列伝【第八十三話】深夜の出没/Midnight Haunting
深夜の出没は美しい。


「3マナで2体生成するスペル」は以前特集を組んだが、その段階では僕は「『3マナで2体』カテゴリーでは未練ある魂がナンバーワンであり、次いで徹頭/徹尾やベナリア史」という風に考えていた。
事実、3マナのスペルというのはトークンデッキでは層が厚い。

しかし、最近意外と晴れ晴れ屋のデッキ検索で深夜の出没を見る機会が増えてきた。
出没なんて言葉は日頃「アド街」くらいでしか見かけないので、不思議な気持ちになる。


「突然に空飛ぶオバケが2体発生する」という、気の弱い人ならそれだけで殺せそうなインスタントである。
これがThis is Halloweenという寸法だ。

「オバケが襲ってくるののドコが白の呪文やねん」とも少し思ったが、冷静に効果だけを読むと「白の」「飛行の」「トークンを2体生成する」のだから、普通に白じゃないか!(歓喜)

生者の世界へ戻る道は暗く迷走している。
霊は自分が愛した者にすら恐怖を引き起こすことすらわからないのだろう。


FTを読むと、結構白かも知れない。
良かれと思って出没している…思いがけず、本当にハロウィンだったようだ。
お盆とも言う。


しかし、上記しただけの強さなら「リンリンでいいじゃん(いいじゃん)」とか「徹頭徹尾でいいじゃん(いいじゃん)」となるかも知れないし、確かにそいつらと比較するとアドバンテージ能力で劣っている。

では、それらとの違いはなんだろうか?
答えは「飛行と瞬速」である。

今までも語ってきた通り、飛行は案外ブロックされづらいし、人のターン終了時に撃てば、さながら速攻のごとき挙動。そして人のコンバット中にブロッカーとして撃てば、さながら火力のような挙動をする。
ラスゴの返しのターンに打撃を与えたり、ブロッカーに守られたPWを急に出オチさせたり、白単の呪文でありながら赤いカードのような便利さをみせる事がある。
何より除去やディッチャ、苦渋の破棄などのインスタントを構えながら必要に応じて打てるのが偉い。

近頃やっているArenaでは開始当初「5マナでスピリットトークン3体」とかいうどうしようもないスペルのお世話になったりもしたが、5マナするのは百歩譲ってしゃーないとしても、何故かコンバット中にしかキャスト出来ない。
そこから考えても、結構深夜の出没はパワーを秘めているのかも知れない。


もちろん、一番気に入ってるのは値段だ(コマンドー並感)。


お相手はtwelve01100でお送りしました。

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